チアスコアの仕組みはどこまでわかるか。非公開ロジックを考察する
チアスコアの計算式は公開されていません。公式の案内にあるのは「プログラム用広告の表示回数や、作品の更新状況等によって決まります」という一文と、不正防止のため詳細は明かさないという方針だけです。
それでも、公式の文言・なろう内の検証報告・筆者自身の8カ月の実測を突き合わせると、傾向はある程度見えてきます。確定情報と推測を区別しながら整理します。2026年6月時点の話です。
公式が言っていること(確定情報)
- チアスコアは「プログラム用広告の表示回数」と「作品の更新状況等」で決まる
- チアスコアとプログラム用広告の収入をもとに、なろうリワードが付与される
- 継続的に更新している作品ほどリワードが多く付与される
3つ目は見落とされがちですが公式の明言です。PVが同じでも、更新しているかどうかで差がつく設計になっています。
なろう内の検証で言われていること(推測情報)
なろうには検証エッセイを書いている人が何人もいて、報告を読み比べると相場観がつかめます。
| 説 | 出どころ |
|---|---|
| 1リワード=およそ100閲覧 | 推計エッセイ。頻繁に更新する作品なら20閲覧程度まで効率が上がるかも、という補足つき |
| チアスコア→リワードの換算は2025年10〜12月分で約6%、2026年1月分で約4% | 換算率の報告。広告収入ベースなので月によって変わる |
| リワード値は作品単体でなく、収益化設定した作品全体の統合値ではないか | 疑問を検証したエッセイ。管理画面の見え方の問題で、正確な内訳は作者にも見えない |
どれも個人の検証なので、鵜呑みにはできません。ただ「100PV前後で1リワード」「換算率は下がり気味」という2点は複数の報告が重なっています。
筆者の実測からわかること
筆者の月別リワードは、更新が止まっていた時期が月1〜2、更新を再開した2026年3月分・4月分が14と11でした。月別の数字はいくら稼げるかの記事に全部出しています。
PVが10倍になったわけではないのに、リワードは7倍から14倍になりました。体感として、更新状況の係数はかなり大きい。「書き溜めた完結作を置いておけば不労所得」という使い方は、この制度では成立しにくいと思います。
わかっていないこと
- 文字数や話数がスコアに入るのか
- ブックマークや評価ポイントが影響するのか
- 「更新状況」の判定単位(日次なのか週次なのか、何話更新で満額なのか)
このあたりは公式が明かさない限り、検証エッセイの突き合わせでも答えは出ないはずです。筆者も今後、更新ペースを変えた月の数字を記録して、わかったことがあればこの記事に追記していきます。
まとめ
式の解明にこだわるより、覚えておくべきことは1つだけだと思っています。チアスコアは「読まれた量×更新しているか」で、換算率は毎月変わる。だから戦略があるとすれば「完結後も放置せず、書き続ける」しかありません。制度の全体像はチアーズプログラムのまとめ記事からどうぞ。